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2012.08.14

青森・函館・弘前3泊4日旅行(3~4日目)

8月7日(火)~8月10日(金)、青森、函館、弘前へ3泊4日で出掛けてきた。

■3~4日目:8/9(木)~8/10(金)

1001a今回の旅の最後を飾るのは、青森18:22発、寝台特急「あけぼの」。
東北新幹線を利用した方が、今日中に、しかも安く、家に帰ることができるのだが、今や風前の灯となって次々と消えていく夜行列車に、乗れる時に乗っておかねばと、乗車を決めた。
往路に乗る案も当然考えられるが、ほとんど眠らないで車窓を眺めているのが明らかなので、乗車後に自宅で休むことができる復路を選んだ。

17:55頃、DE10に牽かれて、客車8両+電源車=9両編成の24系が、青森駅3番線に入線。このブルーの車体を見ると、なぜか、いつもワクワクした気分になる。
長岡までの牽引機は、双頭連結器を装備したEF81 136。
学生時代に東北方面に夜行列車をよく撮影に出掛けたからか、青い機関車よりも、赤い機関車と青い客車の組合せの方がお好み。

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乗車するのは6号車(オハネ24 551)、寝台は一人用B寝台個室ソロである。
中に入ると、狭い通路が車両中央を走り、その左右に上段個室への階段と下段個室のドアがズラリと並んでいる。この視界の圧迫感、閉所恐怖症の人でなくても息苦しく感じるかも。
個室は上段と下段を確保していたが、私は上段を選択。上段は、見晴らしは良いが、寝台をセットすると床に足を置くスペースがほとんどなくなり、また、ドアの半分をベッドが隠してしまうので、太り気味の人は外に出られなくなってしまう。
下段個室は、既に寝台がセットされシーツも敷かれていたが、寝台をセットした状態でも床に足を置くスペースに余裕があり、出入りも楽。但し、ドアが低いので、頭上には注意。

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上段と下段が完全に重なる構造のため、双方とも天井は低くて直立はできず、着替えなどには苦労する。また、荷物を置くスペースが、床かベッドしかないのも困りもの。
ただ、一度ベッドに落ち着いてしまえば、窮屈さはそれほど気にならなくなり、個室ならではのくつろぎ感に浸ることができる。大きな窓も独占できるし

18:22、青森を定刻に発車。ハイケンスのセレナーデが流れ、車掌による停車駅などの案内が始まった。
青森からの乗車は少なく、この6号車も、28室の内、5~6室ぐらいしか埋まっていない雰囲気。夏休みなのに大丈夫なのかな~、と心配になる。

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青森を出ると、新青森、弘前、大鰐温泉、碇ヶ関、大館、鷹ノ巣、二ツ井、東能代、森岳、八郎潟、秋田と、昼行特急の「つがる」と同じ停車駅に止まっていく。夜行列車らしくない停車頻度だが、4号車の開放タイプのB寝台が、秋田の先の羽後本荘まで指定席特急券で利用できるので、「つがる」の最終便というローカル特急の役目も担っているようだ。

21:21、秋田着。2分停車なのでホームに出てみたが、6号車周辺に人はおらず、チョット寂しい雰囲気。後ろの7号車(A寝台)付近で車掌の交代が行われているようだった。

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秋田を出て羽越本線に入ると、羽後本荘、仁賀保、象潟、遊佐、酒田、余目、鶴岡と、今度は「いなほ」と同じ停車駅に細かく止まって行く。寝台特急というと主要駅にしか止まらないイメージがあるが、今や同じ区間を走る夜行急行もなくなり、小まめに客を拾う必要があるのだろう。
実際、これらの駅から少しずつ客が乗ってきて、いつの間にか、だいぶ個室が埋まった感じがする。

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ここにきて、「あけぼの」が対象とするエリアが、青森周辺ではなく、秋田・庄内エリアであることに、ようやく気付いた。
青森ならば、「あけぼの」より1時間後の新青森19:33発「はやて42号」でも23:08に東京に着くことができるが、秋田からは、6:02発の「こまち12号」で東京に9:51着、酒田からは、5:42発「いなほ2号」と新潟7:59発「とき310号」を乗り継いで9:55着。こうなると、乗車時間は長いけど、のんびり「あけぼの」で行こうかな、という気にもなってくる。寝台料金が不要な「ゴロンとシート」「レディースゴロンとシート」も用意されているし。

鶴岡を出ると、停車駅も少なくなり、あつみ温泉、村上、新発田、新津と止まって、高崎に翌朝5:12着となる。
途中の長岡では、機関車交換のための運転停車をしたが、ホームが反対側だったので、残念ながら様子をうかがうことはできなかった。

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高崎の手前の新前橋で、時間調整なのかチョット運転停車し、2分程度遅れて高崎に到着。高崎は6分停車なので、挽回するのかと思っていたが、6分しっかり止まって2分遅れたまま発車。
その後も、あまりスピードをあげずに走行するので、時刻表を確認すると、上野まで、新前橋発普通列車824Mの後を追うようなダイヤになっていた。恐らく、824Mがやや遅れているのだろう。

大宮を出ると、隣を京浜東北線が走り出した。子供の頃から、京浜東北線の姿を見ると、帰ってきたなぁという気分になる。
ハイケンスのセレナーデと共に上野到着の案内放送が流れ、上野13番線に到着。

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夜行列車に久しぶりに乗ったが、最初から最後まで旅情に満たされ、充実した13時間を過ごすことができた。
旅の最後に「あけぼの」の乗車を計画したのは、大正解だった

3月に「日本海」が廃止され(臨時列車として頑張っているが)、残存の夜行列車を見渡すと、次は「あけぼの」の番、という雰囲気が漂うが、まだまだ利用価値があるように見えた。
北海道新幹線の新函館(仮称)開業時の影響が気になるが、とにかく、少しでも長生きして欲しい。

天気に恵まれ、見たいものが見れて、美味しい料理をいただき、「あけぼの」にも乗れて、良い旅だった

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