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2014.05.05

倉吉1泊2日旅行(1日目)

5月1日(木)~2日(金)、倉吉へ旅行に出掛けてきた。

■1日目:5/1(木)

100まずは、新横浜7:09発の「のぞみ7号」で姫路へ。クルマがレクサスISに変わってからはドライブが増え、鉄道を利用する旅は、昨年5月に大井川鉄道へ撮影旅行に出掛けて以来1年ぶり。それにしても、新幹線という乗りものは、何度乗っても旅情を感じさせてくれない。

退屈な3時間弱がようやく終わり、いよいよ、在来線の旅がスタート。姫路10:22発の「スーパーはくと3号」で倉吉に向かう。「スーパーはくと」の始発駅は京都なので、本当は京都や新大阪から乗りたいところだが、さらに早い「のぞみ」に乗る必要があり、今回は大人しく姫路から乗車することにした。

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「スーパーはくと(HOT7000系)」は最高速度130km/hの俊足が魅力だが、ディーゼルエンジンの轟音と共に姫路を発車したものの、上郡までの山陽本線区間は拍子抜けのノンビリ走行。上郡から智頭急行智頭線に入ると、ようやく、エンジン音も高らかに、本領発揮の爆走が始まる。

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智頭急行智頭線は、京阪神-鳥取間の所要時間短縮を目的に建設された高規格路線なので、乗り心地が良く快適。いくつものトンネルを超え、中国山地の山間を滑るように走って行く。が、個人的には、その先の因美線や山陰本線での走りっぷりが気に入った。定尺レールなのでジョイント音が響き渡り、線形がよくないのに高速走行を強いられるため、直線でギリギリまで加速した後に、曲線手前でエンジンブレーキを使って一気に減速と、楽しいこと、この上ない。ま、一般乗客の方々には受けないだろうが。
定刻12:31、倉吉に到着。

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倉吉駅のコインロッカーに荷物を入れて、まずは、駅前のバスプラザで「乗放題手形」を購入した。鳥取県内の路線バスを3日間乗り放題で1,800円。今回の旅での利用では、あまり金銭的にはお得ではないが、一々、運賃を気にしなくて良いというメリットは大きい。
地方へ旅すると、駅から観光地への「足」が気になるものだが、倉吉駅から各方面へ行くバスのほとんどがメイン観光スポットの白壁土蔵群の近くを通るため、約10分間隔でバスが次々と出て、とても便利。
12:50発のバスに乗り、13:10頃、玉川沿いに並ぶ白壁土蔵群の中心エリアに到着。

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お腹が空いたので、昼食をとるため、「白壁倶楽部」へ。建物は、明治41年に建てられた旧国立第三銀行倉吉支店で、鳥取県第1号登録の国登録有形文化財。

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白壁土蔵群と呼ばれるエリアを一回りしようと、東の端の「大岳院」に向かう。「町屋清水庵」は、創業100余年の餅屋で、餅しゃぶ膳が観光客に人気だとか。「大岳院」には、南総里見八犬伝のモデルになった安房国館山城主里見忠義と八賢士の墓がある。
「大岳院」でUターンして、本町通りを西へ進む。「ぎゃらりぃ和」の建物は、昭和6年に建てられた倉吉初の鉄筋コンクリート造りの日本産業貯蓄銀行倉吉支店。

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「倉吉ふるさと工芸館」では、伝統手工芸の倉吉絣の展示販売をしていて、機織りの実演も見学できる。(翌日は、やっていなかったけど。)

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西の端の「倉吉淀屋」は、1760年建築の倉吉市に現存する最古の町屋建物で、建物の中を見学できる。人の良さそうなオジサンが丁寧に解説してくれた。
「倉吉淀屋」でUターンして、最初の中心エリアに戻るため、玉川沿いの道を東へ進む。街角に何気なく建つ「大社湯」は、明治40年創業の銭湯で、国登録有形文化財。

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最初に到着してから、食事等を含めて、約2時間で1周。明日も来るので、実は今日は下見のつもりだったのだが、一通り見終わってしまった感じ。
建物の外観や街並みの眺めは風情があって、のんびりとした雰囲気がとても良く、鉄道趣味的にも模型製作の参考になった。
が、建物内部を見学できるところや博物館的な展示をしたところがほとんどないので、倉吉を深く知ることができない。建物の中身は土産物屋や食事処ばかりで、商売ばかりの薄っぺらな観光地に見えてくる。「倉吉ふるさと工芸館」の機織りおばさんたちも、観光客を迎える態度が全くなし。全体的に、もう少し、倉吉という街を伝える姿勢を見せるべきだろう。まともだったのは、「倉吉淀屋」のオジサンだけだったなぁ。

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倉吉駅に戻り、再びバスに乗って、宿泊地の三朝温泉に移動。今宵の宿は、昭和7年創業、国の登録有形文化財に指定されている「旅館大橋」。すぐ前を流れる三朝川の川沿いに遊歩道を見つけたので、部屋に荷物を置いて、早々に散歩に出発。

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三朝川沿いに並ぶ全長120mの建物群は、まさに伝統的日本建築物で、その辺の旅館やホテルと一緒にするなよ、という風格が漂っていた。ちなみに泊まった部屋は「梅の間」で、写真中央やや右、横に長いロビーの上が1つの部屋になっている。
内部は改装してはいるものの、建物自体の設計が古いので、最近の旅館等に比べると設備の利便性は劣る。が、部屋から三朝川の流れや新緑の森を眺めていると、しっとりと落ち着いた気分に包まれ、そんな不便さなど、すっかり忘れてしまう。

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旅の宿を選ぶポイントはいろいろあるが、ウチの場合、「美味しいものを食べられるか?」を大事にする。その点で、今回の宿の選択は大正解。味だけでなく、料理の盛り付けや器なども凝っていて、見た目でも楽しむことができる夕食だった。

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